那覇獣医科病院
活動の様子
- 社会化プログラム
- 生後3週から12週齡を社会化期と呼びます。この時期になると子犬は周囲を認識できるようになるため興味の対象が広がります。気づいたものを目・耳・鼻を使って確かめるようになり、好奇心が増しさまざまなものに興味を示すようになるのです。
ちびわんくらぶでは、その時期に人と楽しくふれあう経験を持たせ、子犬が将来知らない人を恐がったり攻撃的にならないように、人への社会性を身につけさせています。また人だけではなく、将来出会うさまざまな物や音への社会化も行っています。そして、他の犬ともコミュニケーションがとれるように子犬同士で楽しく遊ぶ時間も作っています。いろいろな経験をさせることで落ち着きや柔軟性といった好ましい資質を伸ばすことにつながります。
- ハンドリングプログラム
- 犬の身体をどこでもさわれるようにしておくことはシャンプーやブラッシング、足拭きなどの日常のケアに欠かせません。また万が一病気になった時には投薬・点眼・点耳などが必要となります。成犬になってから身体のいろいろな部分をさわることを受け入れさせるのは難しいので、子犬の頃から常に身体中を優しくさわる習慣をつけて慣らしておくことが大切です。
またケアや健康管理だけではなく、犬とのコミュニケーションの一環としてもこの習慣はとても役立ちます。ちびわんくらぶではお互いがリラックスして身体をさわるトレーニングとコミュニケーションのとり方をお伝えしています。
- リーダーシッププログラム
- 犬と生活していくうえでリーダーシップは欠かせません。ただしリーダーとは犬を強さや厳しさだけで支配するということではなく、良いリーダーは優しく、尊敬され、慕われる存在でなくてはなりません。そのためには犬と信頼関係を築くことが大切です。犬の必要としていることを満たし、一緒にいると安心・楽しい・大好き・幸せ・癒されるとお互いが思えることが信頼関係を築き良いリーダーになるための第一歩です。「飼主さんの合図に従うと自分も楽しく暮らせる」と犬に理解してもらことが大切です。
飼主さんがリーダーシップを持ち犬をコントロールするためには基本的なコマンドトレーニングが必要になります。ちびわんくらぶでは、そのコマンドトレーニングやリーダーシップのとり方を日常生活のさまざまなシーンで活用できるようにお伝えしています。
- 適切な食事管理と健康管理
- 栄養学的に正しい食事の与え方や病気の予防について分かりやすくお伝えしています。また身体だけではなく、一緒に楽しく遊ぶ方法や、できるだけストレス与えない生活の送り方など、心の健康管理についてもアドバイスしています。
- 子犬の特有の問題行動の対処法
- 甘咬みやイタズラなど困った問題への対処方法のアドバイスや、正しいトイレトレーニングの方法もお伝えしています。